こんにちは、青木です。
前回は外壁の色についてお話をしましたが、今度は外壁材の「柄」についても考えていきましょう。
外壁リフォームを考えるにあたってきっと驚かれるくらい外壁材の種類があります。
サイディングも様々な種類が増え、よりリアルに日々進化しています。
お隣と差をつけるのであれば、外壁の細部までとことんこだわってみましょう!
今回はおすすめの柄をご紹介します!
1色で決めるなら無彩色でシンプルな柄
外壁は人それぞれ好みがありますが、全面すべて同じ色で統一するなら、無彩色でシンプルな柄がおすすめです。
「無彩色」というのは白・黒・グレーのような白と黒、その両方を混ぜてできる色の事を言います。
無彩色だけではなく、茶色やベージュなど落ち着いた色もおすすめです。
全体的にまとまりが出るので、飽きのこないシンプルな柄を選ぶと良いでしょう。
・スレンダラインBF(LIXIL)
シンプルな石肌デザインの金属サイディングです。
白・黒の定番色から、チェリーブラウンなど淡い色合いが多い5色展開です。
見る角度、光の角度で石肌の陰影が変わり、深みのある味わいになります。
遮熱性フッ素鋼板なので、色合いも長持ちする外壁材です。
・ガルスパン(アイジー工業)
金属サイディングと言えばもはや定番となりつつあるスパンサイディング!
スパンサイディングはどのメーカーもカラーバリエーション豊富なところが印象的です。
中でもおすすめはブラックです。
整った外観は上品かつ、スタイリッシュな仕上がりになります。
・ロイヤルよこ張り(ゼオン化成)
樹脂サイディングの定番、ゼオンサイディングの「ロイヤルよこ張り」です。
塩ビサイディングの中ではコスパも良く、カラーバリエーションも豊富な6色(+特注色3色)。
どれも淡い色で統一されているので、落ち着いた印象になります。
※画像はすべてカタログより抜粋
2種類の外壁材で考えるなら
2種類の外壁材で張り分けする場合のポイントはいくつかあります。
前回お話しした色のバランスも考えながら決めていきましょう。
柄のテイストをそろえる
ナチュラルテイストや、モダンテイストなど柄の雰囲気をそろえると、統一感のある見た目になります。
【くしびき・塗り壁・細かい石積柄で柔らかな印象に】
くしびき調や塗り壁調、細かい石積柄など線が細い柄で組み合わせると、柔らかな印象が生まれます。
ナチュラルなベージュ、ホワイトなど自然に近い色で合わせるとナチュラルな仕上がりになります。
・アイジー工業:グラブロッシュ(イエローベージュ)/ファブリックライン(ミルク)
【重厚感ある組み合わせで安心感を】
大きい柄同士を組み合わせると重厚感のある印象になります。
レンガ柄と木目調で組み合わせると安定感のあるアンティークな仕上がりになります。
色は明るい色にすると可愛らしく、濃い色にすると重厚感・安定感がよりはっきりとします。
・LIXIL:カジュアルブリックRF(ミストオレンジ)/プレシャスウッドRF(ミストビターブラウン)
【直線的なデザインでモダンな印象を】
直線的なデザインを組み合わせれば、スマートでモダンな印象になります。
色はメタリック調や無彩色を組み合わせるとスタイリッシュに決まります。
・LIXIL:スパンサイディングS(エストガンメタル)/ジオストライプS(エストシルバー)
柄の大きさを考える
【大きい柄×小さい柄】
アクセントに大きい柄を使うと、安定感を生み出しどっしりとした印象になります。
玄関まわりなどのポイントとして使うことでアクセントの柄を際立たせたい時に有効です。
・LIXIL:カジュアルブリックRF(ミストダークブラウン)/ルシェロRF(ナチュラルチェリー)
【柄の大きさをそろえる】
同じ柄同士、違う配色でまとまった印象を残しつつ、個性を引き出した印象にもできます。
- グラブロッシュ(グレイストーン/イエローベージュ)
- セドナRF(チャコールブラック/ナチュラルホワイト)
柄選びで個性が決まる!
柄・色で受ける印象は全く違うものになります。
前回の色選びに続き、柄選びもまだまだたくさん組み合わせはありますが、少しでも参考になればうれしいです。
また、何よりも大事なのは実物を見ることです。
サイトで掲載はしていますが、印刷や画面上だと色が違うことが多くあります。
実際の質感を見ることも大切ですし、大体のサンプルも取り寄せることができますので、ご相談ください。
ライフスタイルでは、完成イメージもお作りしておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね!