先日新聞の記事にもありましたが、札幌市は大規模な分譲住宅用宅地が不足しております。
07年11月に都市計画法が改正され、大規模な宅地開発が難しくなった事が主な原因みたいですね。
不景気なため土地所有者は売却価格の高上がりを期待して売り渋り…
売土地が少ないと住宅会社間の争奪で実売値が高くなる…
住宅の価格が高いと購入者が買い渋る…
この悪循環で景気が回復しない…
土地+建物の総額を低く抑えることが受注拡大に不可欠ななかで、
公共用地は「ミサワホーム」「セキスイハイム」「ダイワハウス」などの大手分譲地が減り、
建築費を抑えられる地場工務店が競り落とすケースが確かに増えている。
札幌市内の分譲地でみると「豊栄建設」「ホーム企画センター」「コスモ建設」「ジョイフルホーム」
など地場ハウスメーカーがミニ分譲地を売り出すケースが増えていますね。
札幌市は、市街化調整区域を市街化区域に編入する際に、
あらかじめ「特定保留区域」に指定する制度を設けているが、
04年4月に南あいの里地区などを指定したのを最後に、制度の運用を休止している。
現在パッと思いつく大規模分譲地は、
「南あいの里」「明日風のまち」「ウェルピアひかりの」…
ほんと僅かな分譲地しか開発が進んでいないかもですね~。
道や札幌市は財政事情の悪化を背景に道有地や市有地の売却を進めているが、
入札価格も上がってしまい、必ずしも戸建に適した土地になるとは限らない。
札幌市が1000㎡以上の宅地開発などを対象としている開発行為の許可件数は、
今年4~10月で14件。5年前の同じ時期に比べほぼ半減している。
土地の価格競争が激しくなることで大手ハウスメーカーが苦戦する現状は、
外構エクステリアを手掛ける弊社にとっても、正直あまり良いことではないですね~。
「新築の件数が減る」という直接的なマイナス要素はもちろん、
「建物の価格が上がる」事で外構にかけられる予算が圧迫されてしまう原因にもなります。
やはり仲介物件の土地よりも造成地の方が、
外構を綺麗にする住宅の割合は高くなりますから、
景気回復のためにも宅地開発に力を入れてほしいものですね。
ただ弊社のリフォーム部門という側面からみると、
新築が建て難いという事は、既存の中古住宅を直す需要につながるよい傾向でもあります。
確かに本年度は中古リノベーションのお問い合わせは増えてますね。
来年から当社リフォーム部門のホームページ「リフォーム激安館」も大幅リニューアルをして、
もっともっとご支持頂けるよう全力を尽くしていきたいと思います。
工事費やお見積りなど商品に関するお問い合わせは、
まずはライフスタイル札幌のスタッフへお気軽にご相談ください!
http://www.reform-sapporo.com/garden
本社:札幌市東区栄町698-4(篠路通沿い)
TEL 011-789-4500
FAX 011-789-4501